シベリア鉄道極東の旅
ロシア土産
旅行は極力少ない荷物で行った方が機動力がアップしますし疲れません。
そんなわけで機内持ち込み可能なサイズのスーツケースと常に身につけるバッグだけという非常に身軽な装備で出発しました。
よっぽど僻地に行かない限りはたいていの物が現地調達出来ますからね。
現地で調達し、いらないものは現地で処分が基本です。
以前はアレやコレがあると便利だろう、荷物が多い方が快適だろうと考えていましたが、最近全くの逆であると気付きました。
これはバイクのツーリングで遠出するときの装備から学びました。
とは言いつつも珍しい国に行けば珍しいものを買いたくなってしまいます。
土産物を入れるバッグも現地調達で、色々な物を買ってきましたよ!
まずは定番
↑マトリョーシカ
元々は日本の民芸品を手本に作られたものです。
一度収集を始めると色々なデザインのものが欲しくなって収拾が付かなくなります。
歴代の元首がマトになったものもあります。
内側からレーニン、ゴルバチョフ、エリツィン、プーチン、メドベージェフかな?
高いものはピョートルやエカテリーナまで入っていました。
次にロシアの名産の琥珀
サンクトペテルブルクの琥珀の間とかで大量に使われています。
品質にもよりますがとても安いです、木綿でこすって千切った紙が吸い付けば本物と言われています。
女性陣へのお土産にいくつか購入
そして、ロシアの有名なキャラクター「チェブラーシカ」
日本でも映画になるなど有名ですね。
↑ぬいぐるみ3体、絵本1冊、DVD1巻(PALなので日本のAV機器じゃ再生出来ません)
個人的にはワニのゲーナがお気に入り。
さらにロシアと言えばウォッカ!
водока(ウォッカ)のводоとは水の意味です、現地ではヴォドカと発音します。
↑日本の税関の関係で2リットルまでしか国内に持ち帰れません。
ホテルで買った大きな瓶は観光客向け価格なのか3000円ほどしましたが、町の酒屋で買った小さい瓶の方はたったの300円ほどでした。
ロシア人男性がウォッカやビールの瓶を片手に歩いているのはよく見かけます、もはやペットボトル感覚。
地元の住人が使う普通のスーパーマーケットで買った紅茶。
↑ ロシアンティーと言えばたっぷりのジャムと一緒にあま~くして飲むみたい。
ティーバックは1つずつパッケージされておらず、箱の中に整然と25個並んでいました。
早く消費しないと香りが飛んでしまいそうです。
同じくスーパーマーケットで買ったお菓子。
↑ 発泡スチロールのトレーに詰め込まれています。
量り売りの商品を無理矢理パッケージした感じです、包装にチェブが印刷されていたり可愛らしいデザインの物が多い感じでした。
味は可もなく不可もなく普通、欧米の甘すぎるチョコレートとかに比べれば日本人にも食べやすいです。
安いのでルーブルの補助単位であるカペイカが使用されています。
この辺から少々怪しくなってきます。
共産グッズ等々
ウラジオストクは15年ほど前まで重要な軍港として一般人の立ち入りは出来ませんでした。
ソ連が崩壊して不要になったバッチや旧貨幣、切手などが多く売られています。
ミリタリーグッズ
どこの町にもミリタリーショップがあり、
実際にロシア軍で使っている装備品を一般人も買うことが出来ます。
ロシアと言えばおなじみのウシャーンカ(毛皮帽)と防寒コート、シャツ等を購入。
階級章とかナイフとか銃器とか色々ショーケースに並んでいましたが、どこまで一般人が買えるのかは謎です。
日本では中々手に入らないのでレアというかアレですね。
漫画
日本の漫画はロシアでも人気があるようです。
ウラジオストクではオタクショップらしき物もありました。
コレはハバロフスクの本屋で購入したナルト1巻ロシア語版
最終ページに漫画のコマ割りや吹き出しの読み順が解説されていたり、日本独自の文化には注釈がしてあったり面白いです。
と、こんな感じでどうしようもない物をたくさん買い込みました。
言葉の通じない異国での買い物は筆談&ボディランゲージで何とか購入するわけですが、購入できた暁には妙な達成感がありますね、買い物の楽しさを思い出させてくれます。